お世話になります。うおちゃんと言います。
RL78L13を使用しています。実は、先日RLを使った製品が出荷後不良品として返却されてきまして、とりあえずコードフラッシュのチェックサムを確認すると
正しい値とは異なる値が表示され、何が書かれているのか確認したいと思っています。
ところが、ルネサスフラッシュプログラマではチェックサムは求められますが、書いてある内容を読み出してファイルに落としたりはできないようです。
何かしら手段はないでしょうか?ちなみにE1を使ってつなげています。
うおちゃんさん
R01AN0815JJ0100でシリアルプログラミングが公開されていますけれどもベリファイコマンドは256バイト単位でできます。
総当りだとデータ通信時間だけで、ざっくり、1Mbps×256バイト長×2^(8*256)回で天文学的数値になるので、ビットコケが起きている個所が1箇所だと想定して、256バイトの中から1バイトずつ変更をかけていった場合1Mbps×256バイト長×256箇所×256通り=134秒、その他の制御コマンドやACK待ちを加えても1時間もあれば特定可能かと思います。
連続する2バイト(ワード)なら1Mbps×256バイト長×128箇所×65536通り=5時間、1日くらいあれば。
連続する4バイト(ロングワード)なら1Mbps×256バイト長×64箇所×*43億通り=18年、100年もあれば解析可能です^^;
ということで、1バイト分だけ変化しているような場合を想定するなら、そんなに時間は掛からないかと。もしフラッシュプロテクト(ブロック書き込み禁止等)を設定していないのでしたら、いけない方法で解析する方法は考えられます。ただし、非破壊ではなくなるので、今回の対応には向かないかと思いますしNG品が17個もあるのでしたら、ルネサスにお願いするのが確実かと思います。