マイコンが動作しない事がある

RL78/G12を使用しています。

電源OFF⇒電源ON

とした場合にマイコンが動作しない事があります。

次に同じ動作をすると起動する。というのを繰り返します。

時間を置くと毎回正常に動作しています。

また、同一プログラムでもこの現象が起きるものと起きないものがあります。(10台中1台で発生)

原因としてはどのような事が考えられるでしょうか?

宜しくお願い致します。

Parents
  • SUZUKIさん、こんにちは。NoMaYです。

    その後、どうでしょうか?問題は解決しましたでしょうか?(原因は分かりましたでしょうか?)

  • NoMaYさん

    まだ確定まではしておりませんが、電源が不安定な状態にありそうで立ち上がりのリセット関係で停止しているみたいです。
    DCDCコンバータの出力でリップル電圧が250mVp-p程度発生しながら立ち上がりをおこなっており、動作電圧範囲到達後にまた動作電圧の範囲を外れてしまうような挙動をしています。
    ただし、同回路、別マイコンで正常に動くものもありますのでそこはマイコン間の微妙な個体差による所かと考えています。
    この場合であればリセットタイミングを遅くする等で対応可能かと思いますので検討中です。
Reply
  • NoMaYさん

    まだ確定まではしておりませんが、電源が不安定な状態にありそうで立ち上がりのリセット関係で停止しているみたいです。
    DCDCコンバータの出力でリップル電圧が250mVp-p程度発生しながら立ち上がりをおこなっており、動作電圧範囲到達後にまた動作電圧の範囲を外れてしまうような挙動をしています。
    ただし、同回路、別マイコンで正常に動くものもありますのでそこはマイコン間の微妙な個体差による所かと考えています。
    この場合であればリセットタイミングを遅くする等で対応可能かと思いますので検討中です。
Children
  • 今回のシステムとは別件ですが、内容的に関係することがあるか確認をさせてください。
    チョコさんに回答していただいた、POC電圧、最低動作電源電圧などに関連しそうと考えている部分で、添付図のように300mVp-p程度のリップルが発生しながら電圧立ち上がりが起こる場合にPOC解除、最低動作電源電圧到達時の動作に影響は出るのでしょうか?

  • チョコです。
    あまりにもリップルが大きすぎるといえます。
    RL78のPOCもLVDも立ち上がり時と立ち上がり時の検出電圧の差は100mV以下しかありません。
    これを超えるようなリップルは問題があると考えるべきです。
    これは,電源ラインにデカップリング用のコンデンサを強化すべきでは。
    ソフトでできるのは,電源が安定するまで,ソフトでループを回すことくらいかもしれません。
    (基本的にハードの問題なので,効果のほどは不明ですが。)
  • チョコです。

    電源電圧の変動率については,FAQに,規格ではないのですが,目安として「電源電圧の変動率に関しては、0.1V/ms 以内の変動に抑えてください。」と記述されていました。

    FAQはRenesasのトップページで"FAQ"で検索をかけ,結果が6件出てきますが,そこにはないので,「ドキュメントをもっと見る」をクリックすると「FAQ(よくあるお問い合わせ) インフォメーション」が出てきます。

    ファイルは約900ページで20MB以上あるので,ダウンロードに時間がかかりますが,一度目を通すことをお勧めします。(初心者には役立つと思います。)

    この内容は,「590/899」ページの2番目に書かれています。

  • チョコさん。
    立ち上がり時の変動率も同様に考えてよいのですね。
    「ソフトでループをまわす」について基本的には立ち上がり後になるため、もし当初の問題と同事象でマイコンが動かないのであればコンデンサなどハード面の対策でリップル自体を小さくするのが一番良いですね。
    ありがとうございます。