やっちゃうんですね(やっちゃったんですね、かな)

こんにちは。NoMaYです。

32ビットマイコンの新ファミリ、Arm Cortex-M搭載「RAファミリ」を発表、次世代IoT機器に求められる性能、セキュリティ、周辺機能の最適解を追求
~フレキシブル・ソフトウェア・パッケージとArmエコシステムが、開発スピードを加速~
www.renesas.com/jp/ja/about/press-center/news/2019/news20191008.html
 

  • > ・Cortex-M0+/M23とRX100は競合するが処理効率はRX100の方が高い

    RX100 シリーズの製品は何れも動作周波数の上限が 32MHz であり、今回発表された RA シリーズのなかの Cortex-M23コアを採用した RA2A1グループは 48 MHz 動作だそうで、処理能力的に差がつかない程度の仕様にしている気がします。
  • > REマイコンって何でしたっけ?

    正体は不明ですが、ちょっくぐぐると先月末に公開されたらしい『Renesas Flash Programmer V3.06.01 リリースノート』にもREファミリへの言及がありますね。

    www.renesas.com/.../r20ut4621jj0100-rfprn.pdf
    > No.21 RA,RE ファミリ対応
    > 【対象マイコン】RA,RE
    > 【内 容】RA および RE ファミリに対応しました。

  • こんにちは。NoMaYです。

    ウェブで調べ物をしていて気付いたのですが、新光商事さんの決算説明会の資料に登場していましたね。

    新光商事株式会社 2020年3月期 第2四半期決算説明会 資料
    www.shinko-sj.co.jp/pdf/ir/20191108_IR.pdf
    画面コピー



    [追記]

    ちなみに、あくまで推測ですけど、上の画面コピーの中身は、ルネサスさんの営業部隊が作成/提供した資料をコピペして作ったんではないかな、という気がします。だから、RAファミリの円グラフの中に、マイコンなど作っていない新光商事さんなのに「当社」とか「他社」とかの文字があるのだろう、と思います。なので、もしかすると、円グラフの割合は実際の市場シェアデータに基づいている、のかも知れない、とも推測出来そうです。ただし、「始めてMCU」なんてカテゴリがあるので、多少は弄っている、とも思いますが、、、

    あと、製品ポジショニング(定義)の図で、Renesas RXのプラットフォーム(上側のピンク色の枠)といったら、RXスマートコンフィグレータ(FIT+CG+Amazon FreeRTOS)でしょ!!、と思ったりとか思わなかったりとか、、、(「弊社特約店/パートナー企業によるプラットフォームソリューション提供」というのは、下側のピンク色の枠に書くことなのでは??、と思ったりとか思わなかったりとか、、、)

  • こんにちは。NoMaYです。

    ウェブで調べ物をしていて気付いたのですが、RAファミリにBluetooth搭載品があったのですね。(文面が微妙ですが、プロトコルスタックはFreeRTOS上に構築されているのかな?プロトコルスタックもGCC対応?) あと、次のBluetooth搭載品はREファミリですかね。

    RA4W1グループ パンフレット
    www.renesas.com/jp/ja/doc/products/mpumcu/doc/ra/001/r01pm0076jj0100-ra4w1.pdf

    Renesas RA4W1グループは、電力効率の高いRA4シリーズの製品で、RAファミリでは初めてBluetooth® 5.0 Low Energyに対応しています。Bluetooth 5.0 Low Energy、Arm® Cortex®-M4コアに加えて、IoT機器に不可欠なセキュリティ機能、タッチキー、USB、CANなどの豊富な周辺機能を内蔵しており、システムの省電力化、低コスト化に貢献します。またFreeRTOSをベースとして採用したFlexible Software Package (FSP) をソースコードで提供しており、用途に応じて自由に使用することが可能です。


    RA4W1製品ページ
    48MHz Arm® Cortex®-M4 + Bluetooth® 5.0 Low Energy
    www.renesas.com/jp/ja/products/microcontrollers-microprocessors/ra/ra4/ra4w1.html

    [関連リンク]

    RX23WのBluetoothプロトコルスタックはFreeRTOS上に構築されているのでは無さそうですね。(検索してもFreeRTOSの文字列がヒットしないので。) GCCにも未対応っぽい?

    RXファミリ用 Bluetooth® Low Energyプロトコルスタック
    www.renesas.com/jp/ja/products/software-tools/software-os-middleware-driver/protocol-stack/ble-protocol-stack-rx.html

    Bluetooth® Low Energyプロトコルスタック基本パッケージ ユーザーズマニュアル Rev.1.01 2020.1
    ルネサスマイクロコンピュータ RXファミリ/RX200シリーズ/RX23Wグループ
    www.renesas.com/jp/ja/search/keyword-search.html#genre=document&q=r01uw0205
    r01uw0205jj0101-23wum.pdf

    RX23W製品ページ
    IoTエンドポイント機器 に向けて、Bluetooth® 5を搭載し、システム制御と無線通信を1チップで実現した32ビットマイコン
    www.renesas.com/jp/ja/products/microcontrollers-microprocessors/rx/rx200/rx23w.html
     

  • こんにちは。NoMaYです。

    Azure RTOSがGitHubに登場していました。(ちょうどMicrosoftさんが開発者向け(リモート)イベントを開催しているようで、それに合わせての登場なのかも知れません。)

    Azure RTOS
    Azure RTOS is a small, fast, reliable, and easy-to-use real-time operating system (RTOS) for connecting deeply embedded IoT devices.
    github.com/azure-rtos

    [関連リンク]

    Azure RTOS
    高性能なデバイスをより早く、低コストで市場に投入
    azure.microsoft.com/ja-jp/services/rtos/

    [追記]

    stackoverflow.comをフォーラム代わりに使うようにしているみたいです。

    All Questions
    Tagged with azure-rtos threadx
    stackoverflow.com/questions/tagged/azure-rtos+threadx

    [追記その2]

    ちょっと脱線しますが、tx_misra.cなんていうソースがありますね。MISRAルールチェックで引っ掛かる操作を集めたソースだろうか、、、

    threadx/common/src/tx_misra.c
    github.com/azure-rtos/threadx/blob/master/common/src/tx_misra.c
     

  • こんにちは。NoMaYです。

    ルネサスさんは来年にはRISC-Vもやるのですね。どの分野のASSPなんでしょうか、、、

    ルネサス初のRISC-V搭載ASSPの開発に向けて、アンデス社のRISC-V 32ビットCPUコアを採用
    www.renesas.com/jp/ja/about/press-center/news/2020/news20201001.html

    ルネサスは、新たなASSP(Application Specific Standard Product)に、AndesCore™ IP 32ビットRISC-V CPUコアを組み込むことを決定し、2021年の下半期にサンプル提供を開始する予定です。


    以下の「パラメータ設定専用ユーザインタフェースツール」というのは、タッチセンサチューニングツールとかアナログフロントエンドチューニングツールとかモータ制御チューニングツールとか、そういったものでしょうかね、、、SmartConfiguratorのような汎用的なものでは無いような文面ですよね、、、


    RISC-Vコアアーキテクチャを採用するルネサスのファームウェア搭載ASSPデバイスは、アプリケーションプログラムのパラメータ設定専用ユーザインタフェースツールと共に提供され、これによりユーザは完全かつ最適なソリューションを手にすることになります。このツールによりRISC-Vの初期開発とソフトウェア投資へのハードルが下がります。


    [関連リンク]

    Goggle検索: Renesas RISC-V
    www.google.com/search?q=Renesas+RISC-V

    ルネサスがRISC-V採用、ArmやRXベースの製品もある産業機器向け32ビット製品で
    monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2010/05/news033.html

    ルネサス、アーム対抗のRISC-Vプロセッサー採用
    r.nikkei.com/article/DGXMZO64513780S0A001C2000000

    ルネサスがアンチArmのRISC-V採用、台湾社からコア調達しASSPへ
    xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/08867/

    [追記]

    ぽっと頭に浮かんだのですが、RZ/A2M→RZ/V→次世代品?の位置付けの画像処理AIメニーコアチップとか?

    RISC-V & SoC Architecture Exploration for AI & ML Many-core Compute Arrays
    www.andestech.com/wp-content/uploads/Aug-27-2020-Andes-RISC-V-CON-webinar.pdf
     

  • こんにちは。NoMaYです。

    QiitaにRAマイコンの記事が投稿されていますね、、、

    Renesas RA:環境構築~シリアル出力時計開発
    qiita.com/omuraisu49/items/b1ea9deb621abf7d030d
     
    [追記]

    ああっ、こういう仕組みだったのですね、、、

    上記記事より引用(赤色は私によるもの)

    #define LED0_ON     R_PORT1->PCNTR3_b.PORR = (1 << 6)
    #define LED0_OFF    R_PORT1->PCNTR3_b.POSR = (1 << 6)
    #define LED1_ON     R_PORT4->PCNTR3_b.PORR = (1 << 4)
    #define LED1_OFF    R_PORT4->PCNTR3_b.POSR = (1 << 4)

     

  • こんにちは。NoMaYです。

    そういえば、昔、かふぇルネの投稿で、Renesas Synergyで、A/D変換を1μ秒毎に1000回変換する(だったと記憶していますが)ということが出来ない、と憤っていた(?)方がいらっしゃいましたが、RAのFSPではどうなんでしょう、、、

    他方、RL78のコード生成機能やRXのコード生成機能/スマートコンフィグレータConfigコンポーネントでは、頓知的発想をしないとUART受信リングバッファの実装が出来ない、とかありますが、RAのFSPでは?、、、

    あと、RL78のコード生成機能のI2C APIでストップコンディションを発行しない場合向けのAPIの挙動が変だ(使い物にならない?)、という指摘がありましたが、RAのFSPのI2C APIでは?、、、

    それと、R78のコード生成機能にはCANサポートがありませんが、RAのFSPではどうなのだろう、とか、、、

    GitHubにFSPライブラリとそのサンプルプログラムが置かれていますので、見てみるのも良いのかも、、、

    [追記]

    もっとも、RL78/RXからのRAへの移行ではRenesas Electronics Corporationの業績向上にはなりませんけど、、、

  • こんにちは。NoMaYです。

    Armの日本法人のNo.2という方へのインタビューが、私が良く見るニュースサイトに、掲載されていました。

    インタビュー
    良いものを日本に持ち込み、変革を進める。Armが見据える日本電子産業の未来
    2021/07/19 12:54
    著者:大原雄介
    news.mynavi.jp/article/20210719-1925802/

    [追記]

    少し前ですが、2019年、Armコアのマーケットシェアは以下の画面コピーのような感じだったのですね。

    上記の記事より引用


    [追記その2]

    上の図で、「Embedded」の上側の「Controller in IoT Devices」と下側の「Microcontrollers/SIM Cards」というのは、どういう分類なのかな、、、Cortex-MでのIoTは上側?それとも下側?どっちかな?(まあ、でも、Cortex-AでのIoTは上側だよね。まさか、上側に携帯とかタブレットとかは入ってないよね?)

  • こんにちは。NoMaYです。

    RAマイコンは触っていなくて、その開発環境も触っていないのですが、時折目に入ってくる情報で、これは初学者にはありがたいのでは?というのが幾つか気になっていましたので、メモしておきます。

    (1) ごく基本的なサンプルプログラムが、お決まりの場所へ行けば、だれでもどこでもいつでもサッと見ることが出来る
    (2) プロジェクトウィザードで生成されるFreeRTOSプロジェクトテンプレートで最初から Lチカ が出来る(ッポイ)

    [追記]

    普通のC/C++プログラムのプロジェクトテンプレートでも最初から Lチカ が出来るものが生成されるのかな?