RL78/G1D の評価ボードを使用したmacPCとのBLE通信テスト

お世話になっております。

RL78/G1D の評価ボードを使用してmacPCとBLE通信のテストを行いたいのですが、macPCにUSB接続を行いターミナル側でシリアルポートの設定・接続を行っても文字化けしてしまい、うまく表示できず困っています。どなたかお知恵を貸して頂けませんでしょうか。

使用環境は以下の通りです。

・ターミナルソフト:iTerm

・CPU: M2

・macOS: Ventura13.3.1

・RL78/G1D 評価ボード (スキャンアプリケーション)

RL78/G1D ビーコンスタック 基本機能 サンプルプログラムの資料を参考にし、評価ボードにはスキャンアプリケーションを書き込み有効にしております。この資料の21ページをもとに、WindowsのノートPCでTera Term を起動し接続を行えば簡単に周囲にあるBLEデバイスのアドバタイズデータをモニタすることができました。しかし、macPCになるとどのようにすれば接続できるのかがわからず。一応、下記コードを入力すれば接続とボーレートの設定はできていると思うのですが、スクリーンには文字化けした値が表示されました。

デバイスを検索 →「~ % ls /dev/tty.*」

デバイスを接続→「~ % screen /dev/tty.usbserial-HOGEDEV 1000000」

macPCの場合は、どのようにコマンドを入力して接続設定すればよろしいのでしょうか。よろしくお願いします。

  • kobaさん、こんにちは。NoMaYと申します。

    iPhoneでもなくAndroidでもなくてMacPCなのですね?Windows上でそういうことが出来るようになったこと自体、昔から、というわけでもなく、ましてやルネサスさんでWindows向けのそういうサンプルプログラムをが提供されるようになったのも、2~3年前ぐらいからだった、と思います。

    ルネサスさんのサンプルプログラムを探しても見付からなかったということであれば、自力でGoogle検索するしかないように思うのです。おそらく、残念ながら、RL78/G1Dをキーワードに含めてAND検索してしまうと何も見付からないと思いますので、ESP32 BLE Mac OSとかnRF BLE Mac OSとか、そのあたりでGoogle検索することになるのかな、と思うのです。

    そして検索して見付かった情報を、そこからさらにRL78/G1Dへと置き換えて考察することになるのかな、と思ったのでした。さらに、分かったことを、この場へ投稿されると尚良いのかな、とも思ったのでした。

    あと、あまりお役には立てそうもなかった私のリプライの他に、引き続き、他のひとからのアドバイスを待って頂くことも、もちろんですけれども。



    ちなみに、文字化け、ということであれば文字コードの問題の可能性はないのでしょうか?(すみません、くだんのルネサスさんのサンプルプログラムをダウンロードしていなくて、漢字などが使われているのかどうか分かっていませんけれども。) MacPCを使ったことが無い私では、もうお役に立てそうにないと思いますけれども、その文字化けしていたという状態の画面コピーを投稿されてみてはどうでしょうか。

  • kobaさん、こんにちは。NoMaYです。

    ごめんなさい、ひょとしたら、UARTのボーレートの問題とか、そういうタイプの話でしたでしょうか?すみません、以下のウェブページのどのサンプルプログラムでしょうか?

    RL78ファミリ用 Bluetooth® Low Energy プロトコルスタック
    www.renesas.com/jp/ja/software-tool/bluetooth-low-energy-protocol-stack-rl78-family

    [追記]

    すみません、これですかね。

    RL78/G1D ビーコンスタック 基本機能 サンプルプログラム Rev.2.20
    PDF
    www.renesas.com/jp/ja/document/apn/rl78g1d-beacon-stack-basic-operation-sample-program-rev220
    ZIP
    www.renesas.com/jp/ja/document/scd/rl78g1d-beacon-stack-basic-operation-sample-program-rev220-sample-code
     

  • kobaさん、こんにちは。NoMaYです。

    > 下記コードを入力すれば接続とボーレートの設定はできていると思うのですが、スクリーンには文字化けした値が表示

    ごめんなさい、ようやく私が勘違いしていたということに気付きました。Windowsは単にTeraTermターミナルソフトを動かすためだけのものでしたね。そうなると、文字化けということですので、まず気になりましたのは、そのMac OSとUSBシリアル変換アダプタの組み合わせで、1,000,000bpsの設定が出来るのかどうか、という点です。(文字化けしているわけですから、正しく設定出来ていないのだろう、と私は推測しています。)

    そこは、どうでしょうか?Mac OSのユーザーズマニュアル(というのはWindows同様もう存在しないと思いますが)とか、iTermターミナルソフトのユーザーズマニュアルとか、そのUSBシリアル変換アダプタのユーザーズマニュアルですとか(ちなみに、Windows PCとMac PCで同じ変換アダプタを使われているのでしょうか?)、そういったドキュメントに書かれている筈の情報ですけれども。

    あと、もし変換アダプタが違うのであれば、念の為、その商品の、入力ピン/出力ピンの割り当て(ストレート接続用/クロス接続用とか種類があったかも知れません)、入力電圧/出力電圧(電子工作用や本物RS232C規格用とか種類があります)、とか確認してみてはどうでしょうか。

  • kobaさん、こんにちは。NoMaYです。

    こちらから追加情報を求めるなら、まずは、変換アダプタの商品名および商品ウェブページのURLが知りたいです。もし変換アダプタが違うのであれば、Windows PCで使ったものとMac PCで使ったものの両方とも知りたいです。

  • NoMaYさん、初めまして。

    色々とご返信くださりありがとうございます。

    なかなかご返信する時間が取れず、遅くなってしまい申し訳ありません。

    RL78/G1Dの検索方法を教えてくださってありがとうございます。自分でも探そうと思っているのですが、どのように探せばいいのか悩んでおりましたので助かります。

    また、私の説明が拙いばかりに色々と考えてくださったこと、重ねて感謝いたします。私は技術者としてはまだ毛が生えた程度でして、アプリの知識ぐらいしかなくお聞きしたいことはたくさんあるのですが、今回はNoMaYさんが仰られたようにWindowsと同じようにmacPC(正確にはMacBook)で単にTeraTermターミナルソフトを動かしたく。

    イメージとしてはご指摘いただいた通りのRL78/G1D ビーコンスタック 基本機能 サンプルプログラム Rev.2.20に書かれている下記図のようなものです。

    ただ、実際は評価モジュールとmacPCをUSB Type-AをUSB Type-Cに変換するハブで繋げております。

    つまり下記のような構成にしております。

    [RL78/G1D] -- mini USB Type-B — USB Type-A — [変換ハブ] —USB Type-C — [MacBook]

    変換ハブはサンワサプライのドッキングステーション USB-DKM1を使用しております。

    そのためご指摘のとおり、Mac OSとUSBシリアル変換アダプタの組み合わせなので、1,000,000bpsの設定などが怪しいのかもしれません。

    実際動かしてみるとこのように文字化けており。

    まだ試していないので申し訳ないですが、一度こちらでボーレートを変えて確認してみようと思います。また、iTermターミナルソフトのユーザーズマニュアルがないかも確認してみようかと思います。

    取り急ぎお礼までですみません。

  • macPC(正確にはMacBook)で単にTeraTermターミナルソフトを動かしたく。

    すみません、誤記です。TeraTermではなく正しくはiTerm2 (Build 3.4.19)です。使用環境を改めて整理しますと以下の通りです。

    ・ターミナルソフト:iTerm2(Build 3.4.19)

    ・macPC:MacBook Ventura13.3.1 (M2チップ)

    ・RL78/G1D 評価ボード (スキャンアプリケーションを書込み済み)

    サンワサプライ USB-DKM11個

    ・USB Type-B -- Type-Aケーブル 1本

  • kobaさん、こんにちは。NoMaYです。

    リプライありがとうございました。「変換ハブはサンワサプライのドッキングステーション USB-DKM1を使用」ということで以下のことですね。すみません、早合点させてしまったようなのですけれども、私が知りたかったのは、「USBシリアル変換アダプタ」のことなのです。もちろん、それは自作のUSBシリアル変換アダプタということでも構わないです。その場合は、使用されているUSBシリアル変換アダプタICの型番(例えばFT232Rとか)、あるいは、電子工作向けボードとして売られているUSBシリアル変換ボードの商品名と商品ウェブページのURLとかでも、構わないです。そして、Windows PCで使ったものとMac PCで使ったものが同じものなのかどうか、違うのであれば、Windows PCで使ったものとMac PCで使ったものの、それぞれが何なのか知りたいです。

    USB3.2 Gen2対応Type-Cドッキングステーション USB-DKM1
    www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=USB-DKM1

    あと、USBシリアル変換アダプタ経由で送受信出来ない、という時の最初の一歩として、その変換アダプタのUART送信端子とUART受信端子を直に繋いで、パソコン側のターミナルソフトから文字を打ってエコーバック表示されるか?というテストがあります。試されてみてはどうでしょうか?なお、この場合、ターミナルソフト内でソフトウェア処理としてエコーバック表示する機能がターミナルソフトにある場合がありますので、その機能はOFFにするか、あるいは、ONのままでもABCと入力してAABBCCと表示されるか、という点で見分けることも出来ます。(UART送信端子とUART受信端子を切り離せば、ABCと入力したら単にABCとしか表示されない、ということで区別することが出来ます。)

  • 私もこのハブのことかとばかり、こちらこそ早とちりしてしまいすみませんでした。

    1点気になるのですが、Windows PCの方ではPCと評価モジュールをUSB(TypeA-B)ケーブル1本で接続するだけで、TeraTermで正しく値が読み取れております。そのため、macPCでも間に変換アダプタをいれなくてもできるのではないかと素人ながら考えているのですがそれは間違っているのでしょうか?

    だとするといますぐにUSBシリアル変換アダプタを準備するのはできないので、今回のmacPCで確認は教えて頂いた内容も調べる必要があり、時間がかかりそうですね。

    教えて下さり有難うございます。

  • kobaさん、こんにちは。NoMaYです。

    ごめんなさい、ボードを持っていませんし、接続例の写真も別途USBシリアル変換アダプタが必要だと推測される写真でしたので、今まで勘違いしていた(と思われる)のですけれども、このボードはボード上にUSBシリアル変換回路を組み込み済みのものでしたでしょうか?

    [追記]

    すみません、ボードのユーザーズマニュアルは、これですかね。USBシリアル変換アダプタICは標準的なFT232RLですね。

    RL78/G1D グループ RL78/G1D 評価ボード ユーザーズマニュアル
    www.renesas.com/jp/ja/document/man/rl78g1d-evaluation-board-users-manual

    付録 A.UART-USB 変換デバイスのドライバ

    評価ボードにPC を接続して、RL78/G1D のUART0 で外部と通信をする場合、UART-USB 変換IC「FT232RL」のドライバをPC にインストールしておく必要があります。
    評価ボードとPC を接続する前に、あらかじめUART-USB 変換IC「FT232RL」のドライバをFTDI(FutureTechnology Devices international Ltd.) のホームページから入手してインストールをしてください。


    [追記]

    情報としては、このあたりでしょうか。

    Google検索: M1 OR M2 Mac "FT232RL" OR "FT232R"
    www.google.com/search?q=M1+OR+M2+Mac+%22FT232RL%22+OR+%22FT232R%22

    [追記]

    > 接続例の写真も別途USBシリアル変換アダプタが必要だと推測される写真でしたので

    ボードの写真の右端のコネクタは、E2Lite接続用コネクタですかね。ごめんなさい。

  • チョコです。

    NoMayさん、kobaさんが使われているRL78/G1Dの評価ボードは、RL78/G1D Evaluation Board(RTK0EN0001D01001BZ)のようです。下に示すように、UART/USB変換ICが搭載されています。

    RL78/G1Dを搭載したBLEのモジュールは左側の飛び出している部分のようで、下に示す信号が出ているようです。

    これを評価ボードに接続すると以下のようになるようです。

    RL78/G1D 評価ボーには、スイッチやLED,E1エミュレータ接続用コネクタ、UART/USB変換ICが搭載されていて、マイクロBコネクタを介してPCと接続できるようになっているようです。マニュアルは以下のリンクで見ることができるようです。

    RL78/G1D評価ボード ユーザーズマニュアル

    現物は見たことないので、これ位しか言えません。

    以上