RL78/G14のサブクロックの成長を見てみました。 QB-R5F104PJ-TBを使ってみましたけども 通常発振で120msec、低消費で160msec、超低消費で180msecくらいから発振が開始しました。(発振安定待ち時間という意味では、ちゃんと波形が規定の振幅に成長するまで待たないとダメですけどね。)
分かりやすくサブ発振の周波数とXT2の発振波形を組み合わせて表示してみました。 一回目(左の画像)は発振まで一定の時間がかかりますけれども、 発振中にデバッガでリスタート(リセット&GO)した場合は(真ん中の画像) CSC(XTSTOP)レジスタでサブ発振を許可した途端、波形が成長しているようで、発振がすぐに開始してました。 電源電圧が低周期に揺れていると(右の画像)、サブ発振の成長中の周波数のブレが大きくなるようですけれども一旦32.768KHzで安定してしまえば、大丈夫っぽいです。 メインクロックは発振安定カウントレジスタがあるのにサブには無いんですよねー。サブこそ発振安定をカウントしたいんですけども、、、とりあえずF-V変換(サブをPCLBUZ0に出してパルスカウントしてDA出力)してみました。(画像は1V=10KHzに置き換えてあります)
発振安定待機時間を待たずに、CKCレジスタでサブに切り替えると、 サブ発振が開始したタイミングで自動的にCPUへ供給されるシステムクロックがサブに切り替わるようです。 ただし、XTSTOP=0にした瞬間、サブに細いパルス(周波数的にたぶんメインクロックのクロストーク)が数発でることがありますし 発振安定するまではサブクロックの周波数は保証できないので、 周辺機能やCPUには、ちゃんと安定時間を待ってからサブクロックの供給を開始しましょう♡