お世話になります。rx210で開発した製品で、電池バックアップ時にディープソフトウェアスタンバイモードにしています。
普段のハンドリングでは、正常にディープソフトウェアスタンバイモードを維持します。
何らかの要因で、#RES端子リセットと同様の事象が発生した場合に、ディープソフトウェアスタンバイモードは解除されて、
リセット例外処理後に、またプログラムが動作開始し、電圧監視１モニタで電圧監視１設定電圧以下の場合には、再度
ディープソフトウェアスタンバイモードにしたいのですが、入りません。
検証のために、スタート後すぐにディープソフトウェアスタンバイモードに入れるだけのソフトを作成して
動作させると、主電源が入った状態で#RES端子リセットだと、ディープソフトウェアスタンバイモードに入りますが、
主電源をを切って、電池駆動にし、ディープソフトウェアスタンバイモードに入っていることを確認した後に
#RES端子リセットすると、ディープソフトウェアスタンバイモードに入りません。
何かご存じの方がいらっしゃいましたら、お教え下さい。宜しくお願い致します。
自己解決しましたので、お恥ずかしい話ですが、報告させて頂きます。
１．ハードウェアの問題
・バッテリーバックアップ時に、7番ピンのMD/FINED端子をバッテリーバックアップしていなかったので、電池駆動時にリセットがかかると、もれなくブートモードで立ち上がっていた。
２。ソフトウェアの問題
・電池駆動に切り替わった後にリセットされると、リセット状態やディープスリープに入るまでの電流が大きいので、電圧降下も大きくなり、クロックソースHOCOを安定して供給できなかった。
・ディープスリープ解除後のクロックソース安定時間を十分に取らないと、ディープスリープに入れることはできない。
・以前のソフトで電圧監視0をPDG2でを用いて、2.8Vで設定していたが、PDG2で機能削除したにもかかわらず、機能がそのまま残り、2.8Vでリセットがかかっていた。
これらの対策を行うことで、電池駆動時にリセットが掛かっても、期待通りにディープスリープに戻り、微小電流駆動ができるようになりました。
お騒がせして、申し訳ありませんでした。有難う御座いました。