お世話になります。
e2studio上でFreeRTOSデモアプリケーションをビルドしてGR-ROSEで動かしています。
実行しているデモは、MQTTエコーのみです。
実行すると、モジュール「aws_plcs11_pal.c」の関数「update_dataflash_data_mirror_from_image()」において、変数「update_data_flash_control_block.status」が「DATA_FLASH_UPDATE_STATE_ERASE_WAIT_COMPLETE」または「DATA_FLASH_UPDATE_STATE_WRITE_WAIT_COMPLETE」のまま変化しません。
その結果、上記関数の呼び出し元である「PKCS11_PAL_SaveObjec()」で「update_data_flash_control_block.status」の変化を待つ処理から先に進むことが出来ません。
原因と対策をご存知でしたら教えて頂けませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
Hiroyukiさん
こんにちは、シェルティです。ルネサスの中の人です。
このコード見覚えがありますね。私が書いたコードです。FreeRTOSデモアプリケーションはGitHub等で入手されたと思いますが、URLを教えていただけますか。こちらでも動作確認をしてみます。
以上です
シェルティさん
おはようございます。
FreeRTOSデモは、下記からダウンロードしました。
https://github.com/renesas-rx/amazon-freertos
調査して頂けるとのことで、ありがとうございます。
お調べ頂いている最中かと思いますが、解決しました。
私が変更する前のデモを動作確認したところ、上記の不具合は発生しなくなりました。
私の変更方法に何らかの問題があったようですので、正常動作することを確認しつつ少しずつ変更していきたいと思います。
お騒がせ致しました。
シェルティです、こんにちは。
ご連絡ありがとうございます。また追加で不明点あれば教えてください。解析できる内容でしたらヘルプができるかもしれないです。
こちらでは事務所に出てきて、GR-ROSE実機を入手し、詳細デバッグのためのE2 Liteエミュレータ接続用基板を手作りしていたところでした。(過去作ったものはいろんな人にプレゼントして無くなりました)
なのでGR-ROSEでの詳細デバッグも可能です。
配線表等: https://github.com/renesas/amazon-freertos/wiki/GR-ROSE
あとFreeRTOS(AWS接続用ライブラリ群込み)のリファレンスプロジェクト置き場は以下に引っ越しています。
リポジトリ: https://github.com/renesas/iot-reference-rx
wiki(チュートリアル等): https://github.com/renesas/iot-reference-rx/wiki
git でクローンしてe2 studioでimportすればビルドできます。
残念ながらGR-ROSEが対応ボードにないですが、端子設定周りを変更してやればGR-ROSEでも動くと思います。このあたり知見が少ない場合は、CK-RX65Nという最新のクラウドキットボードで実験するといろいろスムーズと思います。
私の確認不足から始まった質問に対し、これ程までにご対応頂き、本当にありがとうございます。
何かありましたら頼らせて下さい。
以上、よろしくお願い致します。