H ブリッジ実験回路

DCモータの駆動制御実験用にHブリッジ回路
を作ってみました。

 ①Hブリッジの上アームはP型Power MOSFET
  下アームはN型Power MOSFET
 ②2MOS in 1 Package でSOP-8pinなので
  ピッチ変換基板を使ってDIP-8に変換
 ③MCUの汎用ポートを4ピン使用

 実験ボードの構成は、添付の写真をご覧
下さい。(MCUボードは写っていませんが、)

 これで、正回転、逆回転、停止、ブレーキの
4モードの動作確認できました。

 因みに、今回使用したPowerMOSFETは、秋葉原
で入手できる某社のものですが、ルネサスさんの
Webを見ると『車載モータ駆動用高出力Hブリッジ
ドライバ:R2J25953』がありますね。

  基本素子のP型PowerMOSFETが2個、
N型PowerMOSFETが2個、ドライバが4個
搭載されていて、更に過電圧保護、天絡・地絡保護
過熱保護(ダイオードでセンス)対応ができます。

 車載用途なので、リッチな仕様になっているのかと
思いますが、今後民生・産業用に展開されても基本
構成は同じではないかと思います。

 このような1チップ構成のICでHブリッジ回路を
使う場合とディスクリートで回路を構成する場合と
使い分けの基本的な考え方というものはあるので
しょうか?

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