PFC回路で発生するノイズのコモンモードノイズとノーマルモードノイズの割合と電源フイルタの構成

交流入力のスイッチング電源では、力率補正回路(PFC)が使用されますが。その回路の特性上、コモンモード以外に、ノーマルモードのノイズ成分が含まれます。
PFCの回路構成によって、そのノーマルモード成分が大きく変わると思いますが、貴社で推奨するSFC回路2種のノーマルモード、コモンモードノイズ成分の割合とそれに対処する、フイルタ回路の推奨案を示してください。
Parents
  • 電源線からの伝導ノイズの測定法はFCC/CISPR16で規定されていますが、それはコモンモードとノーマルモードのノイズを一緒くたにして測定しております。このノイズを規定値内に収めるときの対処法として。発生原因に即した対処法が必要であります。
    コモンモードとノーマルモードノイズを分離すれば、ノイズの発生原因の解析にも有効な情報が得られ、それに見合ったスイッチング電源回路の改善、実装法の改善を行うことができます。
    その上で、入力フイルターの適切な設計を行うことができます。
    一般にフイルタを多段にして対処する人がおりますが。
    まず、コモンモードとノーマルモードのノイズを分離測定し、どちらに効果のあるフイルタを追加するかを選択するのが効果的です。
    一般にコモンモードのフイルタを使用しておりますが、ノーマルモードに有効なフイルタの追加も必要であり。
    市販されているフイルタには、コモンモードチョークにリーケージインダクタンスを待たせ。ノーマルモード効果を持たせたものがあります。

    コモンモードとノーマルモードノイズの分離測定法はHenry W. Ott氏の著書 Electromagnetc Compatibility Engneeringの704頁。18.6.3 Separating C-M From D-M Noiseで紹介されています。。
Reply
  • 電源線からの伝導ノイズの測定法はFCC/CISPR16で規定されていますが、それはコモンモードとノーマルモードのノイズを一緒くたにして測定しております。このノイズを規定値内に収めるときの対処法として。発生原因に即した対処法が必要であります。
    コモンモードとノーマルモードノイズを分離すれば、ノイズの発生原因の解析にも有効な情報が得られ、それに見合ったスイッチング電源回路の改善、実装法の改善を行うことができます。
    その上で、入力フイルターの適切な設計を行うことができます。
    一般にフイルタを多段にして対処する人がおりますが。
    まず、コモンモードとノーマルモードのノイズを分離測定し、どちらに効果のあるフイルタを追加するかを選択するのが効果的です。
    一般にコモンモードのフイルタを使用しておりますが、ノーマルモードに有効なフイルタの追加も必要であり。
    市販されているフイルタには、コモンモードチョークにリーケージインダクタンスを待たせ。ノーマルモード効果を持たせたものがあります。

    コモンモードとノーマルモードノイズの分離測定法はHenry W. Ott氏の著書 Electromagnetc Compatibility Engneeringの704頁。18.6.3 Separating C-M From D-M Noiseで紹介されています。。
Children
No Data