こんにちは SAM です。開発者に届くか分かりませんが、思うことを書かせていただきます。2021-10になってからクリーン後ビルドするとコード生成を実行するように変更されています。これをされてしまうとビルドのたびに以下のコードを修正しなければなりません。/* The #defines specify the ports used for SS#. */#define FLASH_SPI_CS_DEV0_CFG_PORTNO 'C' /* Device 0 Port Number : FLASH SS# */#define FLASH_SPI_CS_DEV0_CFG_BITNO '0' /* Device 0 Bit Number : FLASH SS# */クリーンしてビルドするのは当たり前のこととしているので困っています。元に戻して欲しいです。
こんにちは。NoMaYです。> 2021-10になってからクリーン後ビルドするとコード生成を実行するように変更されています。> これをされてしまうとビルドのたびに以下のコードを修正しなければなりません。...> 元に戻して欲しいです。私も、あの挙動には、困惑しています。推測ですが、FITモジュールのサンプルプログラム/デモプログラムを含むzipファイルのサイズが巨大になり過ぎるようになって、RAマイコンのFSPのそれで行われていたように、FITモジュールのソースを省くようになり始めたことでの、RAマイコン/RXマイコンとで共通のトラブル防止策として実装されたのだろうかなぁ、と推測しています。とは言え、まだ新しいRAマイコンはともかくも、(RL78マイコンや)RXマイコンでは古くからあるCGの使い勝手の継承として、ユーザー記述部以外に手を入れることは割りとあると思っていて、しかもツールニュースの不具合通知の回避策として提示されることさえあるほどで、そのようなことをしていた場合に、リビルドした時にその部分が消失してしまって、ビルド出来なくなったり実行時動作不正を起こしたりとか、そういうことを引き起こしているのではないのかなぁ、と気になっていたところでした。ただ、私個人は、パズルのようなマクロを作ってまで意地になってユーザー記述部に押し込むことがほとんどなのと、Eclipseの上級者向け設定で一時しのぎ的に無効化する方法を知っていて割とそれでしのげたりする気配を感じていたり、というところだったりではありましたけれども。
SAMさん、NoMaYさん
シェルティです。こんにちは。
本件ツール部門と相談してみようと思います。
シェルティとしてはFSP(RAファミリ)やFIT(RXファミリ)がいかなるコンフィグレーションの状態になったとしても完全にビルドが通るような形にコード生成が仕上がっている前提ならば毎回コンフィグレーション・コード生成が走ったほうが良いとは思います。さらにはNoMaYさんのおっしゃる通りCGからFSP/FITの変遷に伴い、ユーザはベンダ提供のコードは触らないという前提に近づいていってます。
が、とくにFITのほうに関してはご指摘の通りまだまだ不整合が残っているのと、CG機能ユーザも多くそのコードに手を入れるケースというのは多いと思うので緩衝として本機能を無効化するオプションはあったほうが良いように思います。
以上です
シェルティさん、NoMaYさん
こんにちは。SAMです。取り上げていただいてありがとうございます。
私がFITを使っているのは、機能が豊富であることと使いやすいことです。7年前PDGの悪夢を見たのでFITがOpen, Close, Read, Write, Control の関数から成っているのに感動して切り替えました。また、コード生成を使ったときに中身がすっからかんであったのにびっくりして直ぐに遠ざけました。
別件ですが、2021年5月頃に開発環境を調べたときは bdfファイルの<clock>の項目が貧弱だったようでしたが今は設定をプロジェクト生成時に反映させることが出来ると分かったので自分用の bdfファイルを作ったのですがTarget Board のリストに表示されないことがあり、開発環境で制限をかけているように感じました。手探りで調べたのですがファイルサイズ若しくは<pin>の項目が多い場合にリストに表示されないように見えたからです。私の勘違いかも知れませんので bdfファイルに関する仕様書のようなものがあれば教えていただけますでしょうか。よろしくお願いします。
コード生成はCG機能と読み換えてください
SAMさん
こんにちは、シェルティです。
コメントありがとうございます。まだ公開はできていないのですが、BDFはじめ、スマートコンフィグレータにまつわるデータや仕様書を以下に公開しようと考えています。https://github.com/renesas/smart-configurator-data
しばらくはすみませんが、既存のBDFを見ながら使えるところを使っていただき、不明点は聞いていただければ回答ができると思います。
シェルティさん
こんにちは、SAMです。
間違いに気づきました。 <function comments="CMX-IRQ group="" id="PE3" pin="132"/>" が不足していました。これをテストするには、BDFを変更後、開発環境を完全閉じた状態から始める必要がありこの手順が抜けて正しく動作していると思い込んだため、見つけにくくなったと思われます。また改めて質問させていただきます。ありがとうございました。
シェルティです、こんにちは。
BDFの仕様書が無い中、種々ご検討いただきありがとうございます。
これまでデバイスのコンフィグレーションを優先的にスマートコンフィグレータで実現してきました。
これからはボードのコンフィグレーションも充実させてまいります。
弊社リファレンスボード(RSK=Renesas Starter Kit等)で動作確認済みのソフトウェアモジュールをお客様ボードにもすぐに移植でき、お客様がユーザアプリの開発に専念できる環境づくりを目指しています。
また、マイコンファミリ間のツール使用感の違いもなるべく吸収して使用感を統一していきたいと考えています。
BDF仕様書類の公開もGitHub活用を中心に推し進めてまいります。
引き続きルネサスマイコンご活用をよろしくお願いします。
BDF仕様をGitHubに掲載しました。何かリクエストなどありましたらまた投稿をお願いします。
https://github.com/renesas/smart-configurator-data/wiki/Explanation-of-the-Board-Description-File-(*.bdf)-format