CS+CC-RL環境でRL78G23-64PFPBを使ってみる(その1)

チョコです。

RL78/G23ー64PFPBを本気で使うなら、やはりCS+CCRL環境は抑えておかないといけないということで、プログラムを作ってみました。

内容的には、Arduinoでも作ったもの(「I2Cバスを用いてセンサーとLCD表示器を制御する」)をCS+CCRL環境で作り直してみました。

使用するI2Cの制御用ライブラリは、サンプルコード「RL78/G23 複数スレーブ・アドレス対応I2C (マスタ)( r01an5825)」で使われていたものを最新の環境で作り直してみました。完全に移植した訳でなく、基本的なAPI関数だけを移植しています。また、RL78/G23-64PFPBのGrove コネクタ用がIICA0ではなく、IICA1だったので、IICA1を使っていますが、IICA0用のAPIも準備はしています。詳細はzipファイルの中に簡単な解説用のPDFがあるので、そちらを見てください。

このプログラムの特徴は、ベアメタル環境でマルチタスクのような処理を行っていることです。Arduinoでは、の制御は全てLOOP(main処理)のところで対応していましたが、ここでは、タイマを用いてシーケンサーを構成し、main処理ではトリガするだけで、後は結果を表示だけになっています。スイッチの制御も20ミリ秒のインターバル・タイマで処理しており、必要なところが結果のフラグをチェックするだけです。このようにmain処理は簡単化されています。

また、ArduinoIDEの時間関係のAPIのサブセットのようなものを組み込んでみました。

なお、個人の趣味で作ったような面がありますが、我慢してください。我慢できない場合には、要望を書き込んで置いてください。

以上

Anonymous