https://www.youtube.com/watch?v=-0nyXV1ZjPQ のクルミのナレーション部分の日本語訳(by Kirin 2015/05/03) 『ナレーション』 木曜午前8時、報国寺の骨董市場 木曜日毎に京城の有名な報国寺の定期市はすごい人混みで盛り上がる1日を迎えます。 露店や人だかりによって、往来が盛んでにぎやかな道は休む暇がありません。 王海波と楊寛の兄弟は露天商の一員です。 毎年の9月以降になると皆、盛んに商売をします。 だから、今日みんな早くから報国寺に駆けつけます。 王兄弟はこれ(クルミ売り)で開業するつもりです。 手際よく次から次にクルミを対にして順序よく並べます。 王海波はまず自分用に1対のクルミの青い皮を剥きます。 『店主(王海波)』 ふつうは、どの品種も同じ模様になります。 客の皆に見せます。 お客さん来て〜。45ミリの「満天星」だよ。 とってもいい商品だよ。 『ナレーション』 掛け声を聞いてやって来る人達 意外にも、すぐに王兄弟の出店を囲んで人だかりができました。 まだ準備ができる前から値段を尋ねる人がいます。 『客』 満天星の種 『店主』 満天星の大きいのは1000元(2万円) 小さいのは800元ぐらい(1万6千円) 『ナレーション』 話をしている間に1人の白髪混じりのお父さんが素早く一組の実を選び出しました。 この直径の70ミリの実からいったいどれくらい大きいクルミを取り出せるのでしょうか? こればかりは開いて(剥いて)みないと分かりません。 『記者』 目前で開きますか? 『ナレーション』 彼は以前に実を開いたことがあります。 彼は実を開くことにハマっているようです。 それもそのはず、彼は昔からここに通っているからです。 『客(白髪のお父さん)』 彼は以前2組の「小官帽」の実を開いたことがあります。 『記者』 どうでした? 『客(お父さん)』 まあまあです。 木質もいいし、形も良かった。 『ナレーション』 経験のある楊寛は記者に説明してくれました。 一般的に直径の70ミリの実はふつう皮厚はだいたい20ミリです。 つまりクルミの大きさは50ミリぐらいになります。 それでは本当に彼は言った通りでしょうか。 「剥く実演開始」 52ミリのクルミを持つ実は1000元(2万円)です。 ほぅ、背丈は本当に高いです。 お父さんはどう感じているでしょう。 しかし喜んでいないようです。 時々2個のクルミの大きさが揃わないことがあります。 これは、ちょっとした賭けです。 『ナレーション』 クルミは2個1対で遊ぶのでお父さんは大きさが違う事を心配しています。 最初のクルミが大きくても、もう片方を開いて大きさが揃わないと、ぬか喜びにに他なりません。 『店主』 1個は42ミリ、1個は44ミリ、おしゃべりはおわり。 『ナレーション』 さて、1つ目の実を出します。 直径の52ミリのクルミが出てきました。 そして難しくありませんが大きさを揃えた対にできるのでしょうか? 店主は皮を開きます。対になるこの実はここにありますよ。 「剥く実演開始」 『店主』 52ミリのクルミ これはとても素晴らしい。 両方とも52ミリのクルミです さらに形を見ると、ほぼ揃った同じ形です。 『記者』 そっちはどうして黒いんですか? 『店主』 ブラシすると良くなりますよ。 『ナレーション』 4種類の文玩核桃があります。 分類は「獅子頭」「虎頭」「官帽」「鷄心」 この中で最も人気があるのは「獅子頭」です。 取り出したお父さんのクルミは「獅子頭」です。 「獅子頭」はクルミの体格がいいので、実の大きさに対して割安のためウケがいいです。 大きいクルミを偏愛するクルミファン達は大好きです。 『記者』 いままで取り出したクルミで一番大きいサイズはどのくらいですか? 『店主』 52ミリか53ミリがいままの経験では最大です。 『ナレーション』 実から取り出したばかりのクルミはヒビが入りやすいので直ぐに遊ぶことができません。 『店主』 紙に包んで、日光に当てたりエアコンにあてたりしません。 日に当てないでおきます。風は吹かないでおきます。それで大丈夫です。 『ナレーション』 他の屋台と比較すると楊寛兄弟の出店場所はいつも人がぎっしり集まっています。 見て楽しんでいたり、覗きにきたりして、人だかりができたのでしょう。 『店主』 価格の少し低いのはこのような「鷄心」(ハート形)です。 まず種が大きいので老人が遊ぶのに適しています。 これはヤマブシタケのクルミです。 このクルミを擦ればとてもキレイです これはカスミソウです。 これは42、43ミリのクルミです 1万円(5,6百元) 『ナレーション』 青い皮を開きます。 大きさを重視します。 おなじ品種の1つのサイズは1つの価格になります。 種の大きさをどうやって計るのでしょうか? 見分け方は、まずクルミの2本の筋が見つかります。 『店主』 この2つの辺はこのような少し際立っている1本の線が少し突き出しています。 胃袋に似ています。 胃袋のこの方向は比較的丸いです。 私達はクルミを計ります。 この方向から計り始めます。 このように計ります。 それからこちら側は胃袋です。 これもです。 この点は中心です。 この辺のこの場所 『ナレーション』 青い皮を剥けば出展場所は確かです。 大量の人が立ち止まってやじ馬見物をするように引きつけます。 ここを見ている女性がいます。 まるまる午前中の間座っています。 買わずに何も聞いてきません。何かを良く考えているようです。 『客(お母さん)』 他の人の話を聞いています。勉強です。 私は普通は11時12時までゆっくりして、家に帰ります。 『ナレーション』 おやまぁ。 こちらは専門的に学びに来たのです。 本当にまじめです。座って見ています。午前中いっぱいずっとです。 日曜日と土曜日は「潘家園」に行きます。 『客(お母さん)』 木曜日になったらまたここを見てみます。 『ナレーション』 京城の玩具・骨董市は雨後のタケノコのようです。 人々に少なくない趣向の場を提供します。 市をぶらぶらと見物する人、この売買する人もそうです。 楊寛も自分の露店を出す場所が変えることができます。 木曜日を除いて報国寺以外にしています。 その他の日は「潘家園」「小武基」など幾つかの市に出ています。 最近、新しい情報を仕入れました。南四環で市が開かれます。 『店主』 出店費が掛かりません。 私達の報国寺はとてもたくさんの出店があります。 みんなそこに集まり、一定時間を商売をします。 『ナレーション』 楊寛は記者に教えてくれました。 報国寺の市場は木曜日ごとに比較的人が多くなります。 しかしその他の日の商売は普通です。 そのため彼はたくさんの市場を巡りたいと考えています。 弟の海波に明日開く大きな市を試すのに行かせます。