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GR-KURUMI は 256kB の ROM を持つ。これは、例えば 256kB の内の 200kB をデータ領域として使用し 8kHz の 4bit ADPCM であれば合計 50秒の音声が入れられるということである。数秒のメッセージを十数個用意し何らかのアクションと合わせてそれを再生する「しゃべるロボット」のような楽しい電子工作が実現できる。ROM の容量が 32kB である Arduino pro mini では難しいことであり、差別化要素としてアピールできるポイントとなりうる。
現在 GR-KURUMI 用には ROM に格納した音声データを再生する Wavp ライブラリが Web コンパイラのテンプレートの形で公開されているが、個人的には
以上の点が電子工作用途には使いづらいと感ずる。
1. により、単純なプログラムを組んでいては音声再生中には他のことができない。音声再生以外の部分をタイマー割り込みから呼ばれるよう作ればできなくはないがプログラムは複雑なものとなってしまう。
2. と 3. により ROM に格納できる音声の再生時間の制限が大きい。現在公開されているものはサポートする PCM データのフォーマットが初期値で 16bit となっており、それを変更するにはライブラリ内部のスイッチの書き換えを要するが付属のテキストにも具体的な方法が書かれていないので尚更である。仮に 16kHz の 16bit PCM データを 200kB の容量に格納したとすると格納できる音声は 6秒ちょっとという計算となる。これでは応用できる内容も限られたものとなってしまう。
以上を解決し、また新たな応用も視野に入れるとして、以下の機能拡張/変更を行い Wavp ライブラリとは別のライブラリとして再構築したい。