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Eclipseを使用してGR-LYCHEEのソフトを開発をしているのですが、
OpenOCDを用いてデバッグしたいと考えています。
この場合、ST-LINK等、別途ICEを購入する必要がありますか?
別途必要であれば、どうさ実績のあるICEを教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
dracen さんほや です。
私がOpenOCDでデバッガ接続したのはGR-LYCHEEではなく、GR-PEACHでした。しかし回路図上でCPU~JTAGコネクタ間のインタフェースの箇所を見る限り、PEACHでもLYCHEEでも同じなので、多分動くのではないかと...ともかく、GR-PEACHで実際何をやったかを以下に書いておきます。(1) 設定ファイル(*.cfg)の作成<OpenOCD installed>/scripts/board/renesas_gr-peach.cfgをコピーして、使用するボード&デバッガ向けに書き換ます。(下記 (2)~(4) 参照)(2) デバイス名、CPU IDの指定 "set _CHIPNAME rza1" "set _CPUTAPID 0x4ba00477" を最初の方に書いておきます: (4)で使うためのマクロで宣言。ここのIDはPEACHでもLYCHEEでも同じで良いはず。(3)デバッガ機種別の設定source [find interface/cmsis-dap.cfg]interfaceフォルダ内のスクリプトで、お持ちのデバッガに適合するものがあればそのファイル名に置き換えます。※ 私は インドNGX社製のデバッガだったので"interface/ftdi/ngxtech.cfg" としました。デバッガを切り替えて試すなら source [find ... をコメントにしてデバッガ画面の -f オプションで*.cfgファイルの名前を変えられるようにしておくと良いです。(4)JTAG/SWDの選択元のスクリプトはSWD向けでした。 (修正前)swj_newdap $_CHIPNAME cpu -expected-id $_CPUTAPIDここをJTAG用に書き換えます。JTAGではirlenの指定も必要になります。 jtag newtap $_CHIPNAME cpu -irlen 4 -expected-id $_CPUTAPID(5) e2 studioデバッガ起動構成の追加デバッグ構成(デバッガの設定; Debug Configuration)画面に入り、OpenOCD Debugを選んで新規(New)ボタンを押すと、OpenOCD用の起動構成(*.launchファイル)が作られます。 ※ ここでアイコンに赤い星が付いたうえに[local]とか意味深な表示が出ますが、「共通」タブで保存先(save as)をlocal→commonに変更すると*.launchファイルがワークスペースからプロジェクトフォルダに移って警告マーカーが消えます。ロードモジュールのファイルパスを指定し、上記の*.cfgファイルを -f オプションで指定します。GR-PEACHなら -f board/renesas_gr-peach.cfg です。デバッガ用のcfgを別指定するなら -f interface/****.cfg も書きます。ここまでやればデバッガの起動まではできます。動くかどうかはやってみないと分かりませんが...※ OpenOCDのコンソールは全部赤字で表示されるので、最初はギョッとするかも。