stlと申します。
RAマイコンを使用しています。
QE for Capacitive Touchのワークフローで、画像のようにタッチ電極とタッチ端子間の抵抗について設定が出来るのですが、この抵抗値はタッチ動作のどういった部分に関わるのでしょうか?
まず、ご理解されていると思われますが、ダンピング抵抗(タッチ電極/アクティブシールドとMCUタッチ端子間の抵抗)は、「外来ノイズからの端子破壊やノイズの影響を軽減するための抵抗」になります。そのためタッチ動作に直接的に関わるものではございません。
ですがダンピング抵抗の抵抗値によっては、タッチの感度・動かし方に影響を与える可能性がありますので、stlさんの目標システム仕様に合わせて検討・選択する必要があります。ルネサスの推奨は560Ωです。詳細は以下のアプリケーションノートを参照してみてください。
・静電容量センサマイコン 静電容量タッチ電極デザインガイド https://www.renesas.com/jp/ja/document/apn/capacitive-sensor-microcontrollers-ctsu-capacitive-touch-electrode-design-guide 5.4.6.2 電極のダンピング抵抗値と感度の特性
・(参考)静電容量センサマイコン 静電容量タッチ導入ガイド https://www.renesas.com/jp/ja/document/apn/capacitive-sensor-microcontrollers-ctsu-capacitive-touch-introduction-guide
お答えいただきありがとうございました。
紹介していただいた資料も確認してみます。