TSA-IC500(Smart Analog評価ボード)を使センサ接続時のアンプ構成切り替え

Smart Analog MCU(RL78/G1E)には複数のセンサを接続した際のアンプ構成を切り替えて対応することが出来き,ルネサスのHPでも関連する資料(マルチセンサ接続時のアンプ構成切り替え)とサンプルコードが公開されています.
 そのサンプルコードについてなんですが,現在私はTSA-IC500(テセラ・テクノロジー株式会社製Smart Analog評価ボード)を使って,複数のセンサを接続した際のアンプ構成の切り替えを実現させたいと思っています.TSA-IC500とRL78/G1Eは少し違うものなんですが,前述したルネサスが公開しているサンプルコード利用することは可能でしょうか?
どなたかご教授宜しくお願いします.
 
  • kkkkさん

    RL78/G1Eの中にRAA730500(SAIC500)が入っているので
    SmartAnalog自体のレジスタ設定は共通で使用可能です。
    また、UMを見ると両方ともSAIC500とG1A間のシリアル接続もCSI21で、リセットやAD入力チャンネルも共通なので、基本的に同じプログラムを使えますね。
    RL78/G1E = RL78/G1A+SAIC500ですし。

    TSA-IC500の方がデフォルトで繋がっているAD入力チャンネルが多いので、必要であれば0Ω抵抗を取り外して別の所につなぎ変えたりすれば良いと思います。

    drM4CGzBCn5ZLbXm_A0296.gif

    kjkNOCc6XC8Y33Yq_A0297.gif

  • Kirinさん

    お礼が遅れてしまい申し訳ありません.ご返答有難うございます.

    「マルチセンサ接続時のアンプ構成切り替え」のサンプルコードを見て気になったんですが,SA-designerで生成したソースコードが無く,おそらくmain関数の中にSmart Analogの情報が入っていますがこれはSA-designerを使っておらず,どうなっているのでしょうか?(抽象的ですいません)
  • kkkkさん

    > これはSA-designerを使っておらず,どうなっているのでしょうか?

    RL78/G1AのプロジェクトでCubeSuite+のコード生成機能を使ってA/Dやシリアルの制御コードを出力したところにSAIC500用の初期設定データを追加した感じですね。

    「SAIC500にシリアルでコンフィグレーションデータを設定できさえすれば、手段は問わない」という感じですかね。
  • Kirinさん

    ご返答有難うございます.

    一応SA-designer使ってAFEの設計をすることはできるけど,設定データは直接メインのプログラムに組み込むということですね.
  • kkkkさん

    > 一応SA-designer使ってAFEの設計をすることはできるけど,
    > 設定データは直接メインのプログラムに組み込むということですね.

    そうですね。
    SA-designerは設定データを生成するだけのツールという位置づけにりますね。

    くだんのアプリケーションノートは、複数の設定データを入れ替えるのが目的なのに対して、SA-designerから出力されるサンプルソースは単一のセンサーを使うのが前提?のようなので、良いとこ取りで使っていくといいと思います。