なんと Renesas SynergyはARM Cortex-Mだ。(やった!)
http://news.mynavi.jp/articles/2015/06/16/renesas_synergy/
最近のルネサスはやってくれますね。(アメリカ主導という事らしいですが)
ついにルネサスも追いついてきましたね!
RX という良いアーキテクチャを持っているのに Cortex-M とはガッカリですね!
ルネサスにとっては、ワールドワイドで互角に戦える武器を手に入れることになり、良い方向だと思います。
私はRXとCortex-M(STM32等)を両方使っていますが、どちらが良いとは決めにくいです。
あえて言うならマイコンの価値は要求性能に見合うハードのコスト(単価×個数)とソフトの開発コスト(いちから作るのは大変だが信頼できる流用部分が多いと楽。開発期間が重要)の総合評価で決まってくると思います。
願わくば、Synergyで培われるであろうソフト資産がRXでも流用できると良いのですが...
後は売り方がどうなるかが気になります。RL,RXと住み分けるために何か特別な販売方法をとられたりしたら、ちょっとガッカリしてしまいます。
そもそも今回のCortexMは個別売りをしないという記事がありますね。
いったいどこを目指しているんか、まったく不明ですが。
既にCortex-Mのマイコンは世の中にあふれてますし、レッドオーシャンに飛び込むのではなく、「プラットフォーム」と割り切ってポジショニングしているのは面白い取り組みだと思います。Pentiumを売るのではなく、WindowsとOfficeがインストール済みのパソコンを売る、みたいなことですかね。
> いったいどこを目指しているんか
上位層を除く下位層の囲い込みなので、私等はお払い箱です、アッハッハァ
「つまり、アプリケーションサービスは慣れているが、MCUは知らないあるいは余り経験がない、というユーザー向けのソリューション」
デスマーチか、とんずらされるの予感しかしない、、、
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japan.renesasrulz.com/.../130.aspx
マイコンを知らない層に動作保障のついたソフト込みで売るという戦略らしいので、マイコンを知らない層にも名の知れてるARMが売りやすいという判断なのではないかと思います。
RXとARMのCortex-Mはカバーする層が被っている製品だと思っていますが、RXはCortex-Mと比べてコード密度やクロック当たりの処理能力で勝っている優れたアーキテクチャであるなという個人的印象があり、今回の発表は残念に思います。マイコン製品のラインナップのスリム化を図ってきたのにここでまた製品ラインナップを増やすというのもどうかという感じですね。
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(ルネサスの中の人の意見も聞きたいですね)