資料p.68: 1.8.3 nSET/nRESET付きLATCHの「Second Q select」について

ちょっとご説明が判らなかったのですが…
    

Q1: nSET/nRESETの解説の中で CLKに言及されている点から、nSET/nRESETは同期式セット/リセットなのでしょうか?
       (非同期だと思ってました)

Q2: 「CLK入力の有効エッジが選択可能」との事ですが、何処から選択するのでしょうか?

Q3: そもそも Secound Q selectの「Q of first DFF」「Q of secound DFF」はどの様なもので、何が違うのでしょうか?

以上、宜しくお願い致します。

  • SGNMさん、ご質問ありがとうございます。

    Q1について、ご認識の通り、nSET/nRESETは非同期式になります。ここでのCLKとはDFF/LATCHのCLK端子のことになります。

    (分かりにくいですね、ご指摘ありがとうございます。)

    Q of second DFFについてご説明いたします。

    このマクロセル内では2つのDFFが直列に接続されています。

    そのため、Second Q selectではこのDFFを1つ使うか2つ使うかを選択することができます。

    以上、よろしくお願いいたします。

  • yusuke様
    ご回答、ありがとうございます。

    Q1: nSET/nRESETは同期式セット/リセットなのでしょうか?
    A1: nSET/nRESETは非同期式になります。
    → ご回答、ありがとうございます。

    Q2: 「CLK入力の有効エッジが選択可能」との事ですが、何処から選択するのでしょうか?
    A2: ここでのCLKとはDFF/LATCHのCLK端子のことになります。
    → ????

    Q3: Second Q selectの ~ どの様なもので、何が違うのでしょうか?
    A3: このマクロセル内では2つのDFFが直列に接続されています。
    → それは名称から容易に想像出来る事ではありますが…??

    ただ貼って頂いた図中の「register [1237]」からデータシートを見て、何を仰りたかったのかが分かりました。

    > LATCH3のみ、「Second Q select」により、CLK入力の有効エッジが選択可能
    この正しい説明としては、
    ・DFF/LATCH3のみ DFFが2段構成になっている。これはDFFとLATCH、どちらでも使える(LATCHに限らない)。
    ・前段を使うか後段を使うかは、「Second Q select」にて選択出来る。
    ・ただし後段DFFのCLKは反転入力のため、後段を使うとCLKの極性が逆になる。
    ・その為に後段を使うと0.5クロック分遅延する
    ・かつ、後段を使うとLATCH設定であってもDFFとして動作する。(追記)

    との理解で宜しいでしょうか?
    以上、宜しくお願い致します。

  • SGNSさん、ご返信ありがとうございます。

    はい、基本的にはご理解の通りです。

    追記されたコメントについて、

    >かつ、後段を使うとLATCH設定であってもDFFとして動作する。

    こちらは後段もLATCH(D-LATCH1つ)を使用します。そのため、LATCHでQ of second DFFを選択するとLATCH2つ分、つまりDFFと同じ動作をすることになります。

    以上、よろしくお願いいたします。

  • yusuke様
    ご確認、ありがとうございます。やっとモヤモヤがすっきりしました。

    要望ですが…「nSET/nRESET付きLATCH」の中に「Second Q select」は入れず、別ページにした方が良いと思います。
     → nRESET端子と関係はしますが、2段構成の中身の説明が無いと私の様に理解不能になります(^^;

    結果として、DFF/LATCH3は単独でデグリッチやらメタステーブル対策に使えるのですね。
    DFFの使用を抑えられるので助かります。
    それなら SLG46826Vで 2kb EEPROMを搭載するよりも、このSecond Qを増やしてくれた方が…

    ありがとうございました。(クローズ)

  • SGNMさん、貴重なご意見ありがとうございます。大変参考になります。

    今後のセミナ開催に向けて、説明の仕方を検討させていただきます。