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がじぇるね岡宮です。少しWebコンパイラの現状について記載したいと思います。
Webコンパイラは現在Microsoft Azure上で動いてます。当初からメモリ不足の要因でプロジェクトの消失等、致命的な問題が発生したため、昨年2018年12月にBiglobeからサーバー移行をしたのですが、ある程度余裕のあるスペックに移行してもまだまだビルドが遅いのが現状です。色々調べてもなかなか原因にたどり着いてないのですが、事実として言えるのはサーバー上のmake自体は5秒程度で終わるのに、実際には25秒くらいに延びていることです。IDE for GRで結構快適にコンパイルが終了するのは、Webコンパイラのmakeと同じ処理をしているためです。
SDKの全コンパイルは、GR-PEACHなど最もソースファイルの数が大きいもので言うと1分以上かかりますが、それを短縮するために共通部分のオブジェクトはアーカイブ(.a)にして、コンパイルはせず、リンクだけするようにしています。では、リンクに時間がかかっているかというと、そうでもなく2,3秒で終わります。
Webコンパイラは多くの方が使用していることから、ユーザー/プロジェクトのデータベースファイルが肥大化しているため、まずはこれを疑いましたが調査や試行を重ねても改善されることはありませんでした。
次に下記サイトにあるような、ネットワークのDNS設定を疑ったのですが、これについても設定が間違っていることはありませんでした。
http://q.hatena.ne.jp/1304036768
それで、現在実行に移そうとしているのが、Apache2.2の32版で稼働しているものを、Apache2.4にする作業です。これはちょっと専門家に任せるところではありますが、近いうちに実施する方向で進めています。
もし、サーバー運用で似たような経験がある方がいらっしゃいましたら、アドバイスをいただけると大変助かります。