マイクロコントローラ?マイクロコンピュータ?

お世話になっております。Sugachanceです。

 

ちょっと気になっただけなのですが、

Renesasさんとしては製品情報のところにもあるように

マイコン=マイクロコンピュータ

なのかと思っていました。

しかしながらTOPページのRX65N/651のところには

マイクロコントローラ

とあります。

何か意図があるのかな?と(^_^;)

※個人的にはマイコン=マイクロコントローラ派ですが・・・

 

 

参考:関連しそうな過去の内容

japan.renesasrulz.com/.../5686

  • チョコです。

    マイコン=マイクロコンピュータと表現してきたのは日本だけです。
    世界の標準がマイクロコントローラ(MCU)なので,それに合わせてきただけだと思いますよ。
    (世界に打って出るとの意思(石)表示かもしれませんね。)
  • Sugachanceさま、チョコさま
    こんばんは
    あと分類で、さかのぼれば、インテル、モトローラ系の呼び方でしょうか?、ドライブ能力が、強めの手足になるならMCUですかね。あたまになるような、MPU(マイクロプロセッシングユニット)の呼び名もあります。マイコンもはじめは、CPU.IO.メモリが独立してましたが、シングルチップ化で、IOになったものが、MCUの名前をもらっているように、感じます。
  • チョコ様

    グローバル戦略というのもあるんですね。
    インターシル買収も絡んでるんですかね。

    そしてうまい(笑)
  • kcd様

    進化(?)の歴史的なものも影響しているんですね。
  • わわいです
    まー昔の8080とかZ80とかのCPUだけのモノは、マイクロコンピュータと呼ばれていました。
    んで、イマドキのやつは、ROMやRAMが内蔵、その上、IOポートにSCIやタイマ、いろんな周辺デバイスが内蔵されている、ということで、こういうヤツはコンピュータ、というより、マイクロコントローラと呼ぶほうが良さそうだ、ということで、そーなってるんではないかと。
  • チョコです。
    インテル,モトローラとは別だと思います。
    インテルはCPUと機能名で呼び,モトローラはMPUと呼び,出てきた当時はシングル・チップCPUのように呼んでました(要するに,CPU部分が1個のICで実現できた)。
    一方,マイコンはメインフレーム,ミニコンピュータ(ミニコン)のダウンサイジングとしてマイクロコンピュータの呼び名でしたが,TK-80に始まる個人向けのキットが出てくると,マイ・コンピュータの意味が追加されるようになりました。LSIの方もROMやRAMとI/Oと,システムを構成する要素を全てシングル・チップに集積したものを日本では,マイクロコンピュータまたは,シングル・チップ・マイコンなどと呼び,この呼び名が定着していました。システムとしてはPCが広まると,マイコンはPCに置き換わっていきましたが,LSIの方は相変わらず,CPUも含めてマイコンの名称が使われていました(日本では)。
    応用が広がるに従い,コンピューティング用と制御用(コントローラ)を分けて統計を取るようになり,W/Wでは組み込み分野のコントローラをMCUと呼ぶようになりました。日本では,しばらくマイコンとMCUが並行して使われていましたが,グローバル化の中で,日本でもMCU(マイクロ・コントローラ・ユニット)が定着してきました。
    と,言った流れだったと記憶しています。
  • 確信はないのですが、。
    ビジコン社とインテル社の4004(マイクロプロセッサ)が今のマイコンの元祖であることは間違えないと思います。
    4004は4001(マスクROM)と4002(RAM)と4003(汎用ポート)の4チップ構成です。
    ビジコン社はTI社にも共同開発を打診していたようですが、ほぼ同時期にすべてを1チップ化したTMS1000でマイクロコンピュータ(マイコン)の特許と登録商標取得をしております。よって、他社は何らかの契約なしにマイクロコンピュータ(マイコン)の呼び名を使えなかった時期があります。この回避のために作り出されたのがマイクロコントローラ(マイコン)と私は想像してます。
  • チョコです。
    少なくとも,「マイコン」や「マイクロコンピュータ」にTMやRが付いていたという記憶はありません。
    また,殆どの半導体メーカはクロスライセンスを結んでいて,そのユーザも自由に使えたはずです。
    NEC時代に,MCUを使うと初めて聞いたのは,半導体の統計を取って発表していた会社(データクエスト?)がMCUと呼称していたので,それに合わせるためと説明されたときで,20年以上前になります。
    どちらかと言うと,統計会社が登録商標の呼称を使うのを嫌がったのかもしれませんよ。
  • 商標の件はウン十年前にTI従業員から聞いた情報です。かふぇルネではあまり細かいことは書けません。US政府データを調べた訳でもなく、インターネットの検索でヒットしないので怪しいとは思ってます。

    このとき初めてシーケンサなるものを知ったのですが、当時はリレー式も含めて制御装置の一般的な名称と思ってました。三菱の商標ですがTMが付いているのは見たことがなく、いろいろなところで使われているようです。"PC"も商標または登録商標らしいですがTMあるいはRが付いているのを見たことがありません。USでは商標として認識されておりパーソナルコンピュータショップでアップルのPCとが欲しいと言うと店員は混乱するようです。

    全くベースの無い発明や特許は稀です。何らかのベースに創意工夫で新しい付加価値を付けた物が特許や発明となります。古い汎用コンピュータやミニコンにCPUはすでに有りました。これを1チップ化したものがマイクロプロセッサで嶋正利氏、F.ファジン氏、M.E.ホフ氏、S.メイザー氏の発明です。さらに周辺を取り込んでシステムを部品にし物がマイクロコンピュータでW.ブーン氏、M.J.コクラン氏の発明です。少なくとも68000やZ80はマイクロプロセッサでマイクロコンピュータではありません。私は発明者に敬意と感謝を込めて厳密に呼ぶようにしてます。

  • チョコです。
    TI社員から聞かれた情報なら,確実でしょう。
    PCですが,IBM-PCは登録商標ですが,PCは登録商標にはならないようです。アメリカでは,IBM-PCのことを一般的にPCと呼んでいたようなので,勘違いされたのではないでしょうか。商標は,アルファベットなら3文字以上の組み合わせから認められるようです。たとえば,ミニコンで有名なDEC社のPDPは登録商標でしたが,NECのTK-80は登録商標ではありませんでした。

    >これを1チップ化したものがマイクロプロセッサ
    1チップ化は無関係だと思いますよ。1チップ化したもの(8080辺り)は,シングルチップCPUなんて呼んでいました(面倒なので殆どシングルチップは省略しましたが)。日本はやたらと省略して英語圏では通じない和製英語が多い国ですから。