評価ボード EK-RA6M5を使って、一連の評価が終わったので
回路設計+基板設計を開始しようかと思っているのですが
デバッグに関するハードウェアについて質問です。
EK-RA6M5ではUSBケーブル一本で
e2studioからソフトの書き込みや、ブレークポイントを張ってデバッグができました。
これを実現するにはどんな回路が必要になるでしょうか?
EK-RA6M5の回路図を見ると、別途RA CPUとは別に、USB付近にS124 デバッグ MCUというものが接続されており
なんじゃこりゃー となっております。
デバッグは、J-LINKを選択して行っていましたが
Seggerなんとかのコンソールは使用しておらず、不要です。
それでもS124 デバッグ MCUが必要なのでしょうか?
制作する基板は、e2studioとUSBケーブルだけでソフト書込+デバッグをできる状態にしたいです。
これって単純に「ターゲットマイコン+「格安」JTAGドングル(S124)」がワンボードになってるよくある構成ですよね?S124向けのファームウェアが公開されるとは思えませんので最低限の「SWDピン+リセット」だけは用意した方がいいです。VccとGNDを追加して5ピンで済むと思います(Vccはボードが通電されていることをJTAGが認識するのに普通は必要)。
もし、デバッグ目的ではなくUSBからFlashROMを書き換えるだけならMDピンをショートするジャンパーとUSB回路を組めばシングルチップモード(USBブートモード)で実現できると思います。ハードウェアマニュアルの動作モードとフラッシュメモリの説明に記載があります。
S124にはおそらくこれが書かれてます。www.renesas.com/.../standard-boot-firmware-ra-family-mcus-based-arm-cortex-m33