RL78 G24 FAA calculation スマートコンフィグレータよりcalcライブラリのデータが見つからないエラー現象

お世話になっております。

RL78 G24 fast prototyping board にて、

「r01an7095xx0100-rl78g24-faa.zip」アプリケーションノートの動作を試み、

プロジェクトをe2studioで開き、プロジェクトをCleanしてからbuildしてもエラーが出ます。

renesas_cc_converterrl78-elf-objcopy -j .debug_* -j FAACODER -j FAACODE -j FAADATAR -j FAADATA GreenDSP.x sample_projectGreenDSP_Core0.x
CreateProcess failed (2).

スマートコンフィグレータのFAAコンポーネントにてcalculationがグレーアウトしているので、

アプリケーションノート添付ドキュメントを参考に

calculationをDLしようと試みたのですが、calculationが有りません。

すべてを選びDLしてみますが、

コンソールには以下のメッセージが表示されてしまいます。

一体何が悪いのでしょうか?

どなたかアドバイスをいただけませんでしょうか?

因みに環境は、アプリケーションノート添付ドキュメントに合わせて、

DSPASMはV1.04.02に

CC-RLはV1.12.01に合わせました

e2studioのVersionも合わせるべきでしょうか?

~~~以上です。

  • > renesas_cc_converterrl78-elf-objcopy -j .debug_* -j FAACODER -j FAACODE -j FAADATAR -j FAADATA GreenDSP.x >sample_projectGreenDSP_Core0.x
    > CreateProcess failed (2).

    CreateProcess failedだから、Windowsはコマンドがなくて呼べないと言っているんでしょう。
    renesas_cc_converterrl78-elf-objcopy   ← renesas_cc_converter と rl78-elf-objcopy  がくっついているようですが、何でしょうね?

    CC-RLなのにobjcopyが出て来るのもおかしいし、もっと簡単なプロジェクトでビルド環境が無事かを確認してみてはどうでしょう?
    ※(追記) objcopyはFAAのセクションを抜き出したロードモジュールを作るためにやっているみたいです。その前の処理(renesas_cc_converter で *.abs から *.x に変換)の所がつぶれているようですね。

    ファイルパスに全角文字や記号や空白文字が混じっているとか、ファイルパスがやたら長いとか、ワークスペースがプロジェクトフォルダの中にあるとか、まともに動けない状況にあるのならそれを先に解決すべきです。

    > e2studioのVersionも合わせるべきでしょうか?
    わざわざ旧いe² studioを使う必要はないと思いますが、他を試してダメだったら問題の切り分けのためにやってみるのも悪くないかもしれません。

  • お世話になっております。

    早速アドバイスありがとうございます。

    G24fastPrototypeのLチカprjを作って動作確認しました。標準の面実装のLED点滅確認できます。

    FAAのコンポーネントを入れなければ至って快適です。先のエラーも出ませんし。

    今は RL78G24 FAA LED 制御ライブラリ 導入ガイド のアプリケーションノートも試しているところです。

    こちらはコンパイルは通って動作しているのですが、効果は確認できていません。

    FAAは私にとって鬼門です。それにFAAはSearchしても日本サイトでは他みつかりませんね。

    折角G24に搭載されている高性能な機能を使いたかったです。

    アプリケーションノートって、動かすのは結構大変なのですね。

  • やってみました。サンプルプロジェクト自体の問題なのかは分かりませんが問題の現象は再現しますね。

    プロジェクトプロパティの「ビルド・ステップ」タブの「ビルド後のステップ」で実行するコマンドに

    rl78-elf-objcopy -j .debug_* -j FAACODER -j FAACODE -j FAADATAR -j FAADATA ${ProjName}.x sample_projectGreenDSP_Core0.x

    とか入れてビルドすればFAA側のロードモジュールが作られるのでその先に進めると思います。
    CreateProcessでエラーが出てしまうのはひとまず放置で良いのでは。

  • 内部のものです。 アプリケーションノートをご利用いただきありがとうございます。
    ダミーで作成した「Calculation」が「r01an7095xx0100-rl78g24-faa.zip」アプリケーションノートのサンプルプロジェクト内に残ってしまっていました。「Calculation」は実存せず、サンプルの動作には影響しませんのでW04050004は無視して頂けますようお願いします。
    混乱を招きすみません、次回改版時に修正します。


    「renesas_cc_converterrl78-elf-objcopy -j .debug_* -j FAACODER -j FAACODE -j FAADATAR -j FAADATA GreenDSP.x sample_projectGreenDSP_Core0.x
    CreateProcess failed (2).」
    上記につきましては、確認しますのでお時間をいただけますようお願いします。

  • CreateProcess faild が出る問題についてはここに記載がありました(IDE-76034を参照)。プロジェクト側の問題ではなさそう。

    https://www2.renesas.eu/_custom/software/ree_eclipse/e2studio8/docs/releasenotes/2024_04/openissues.htm

    エラーが出る前に renesas_cc_converter の呼び出しはされているので、私がコメントした通りobjcopyの実行だけ追加すれば良さそうです。

  • ほやさん

    ありがとうございます。e2 studio 2024_04のRelease Noteを確認しました。

    renesas_cc_converterrl78-elf-objcopy   ← renesas_cc_converter と rl78-elf-objcopy  がくっついているようですが、何でしょうね?

    コンバータも正しく処理されていないので、e2 studio 2024_04のRelease Noteの回避策で対応していただいたほうが良いとのことでした。




    tamakoさん

    お手数ですが、e2 studio 2024_04のRelease Note  IDE-76034をご参照頂き、回避策を実行していただけますようお願いします。

    「r01an7095xx0100-rl78g24-faa.zip」の場合:
    プロジェクトプロパティの「ビルド・ステップ」タブの「ビルド後のステップ」で実行するコマンドで下記を追加。
    ()はご使用の環境に合わせてください。

    C:\Users\(username)\.eclipse\com.renesas.platform_(1195273088)\Utilities\ccrl\renesas_cc_converter sample_project.abs sample_project.x -dsp_section=FAACODER,FAADATAR -rom=FAACODE=FAACODER,FAADATA=FAADATAR

    以上、宜しくお願いします。

  • 補足します。
    toolchain設定済であればビルダの設定でUtilitiesフォルダのパスは通っているはずなので renesas_cc_converter と rl78-elf-objcopy はフルパス指定せずともコマンド名だけで実行できるはずです。
    また、コマンドを二つ並べて実行するには && で区切る必要があります。

    renesas_cc_converter ${ProjName}.abs ${ProjName}.x -dsp_section=FAACODE,FAADATA -rom=FAACODE=FAACODER,FAADATA=FAADATAR && rl78-elf-objcopy -j .debug_* -j FAACODER -j FAACODE -j FAADATAR -j FAADATA ${ProjName}.x sample_projectGreenDSP_Core0.x

    のようにすれば良さそうです。

    なおKnown Issues の方では -rom=FAACODE=FAACODER,FAADATA=FAADATAR や objcopyが抜けているのですが、objcopyでsample_projectGreenDSP_Core0.xを作ってやらないとデバッガの起動ができないはずです。

  • > ()はご使用の環境に合わせてください。
    > C:\Users\(username)\.eclipse\com.renesas.platform_(1195273088)\Utilities ...

    Utilities フォルダの見つけ方についてはこのFAQを参照してください:
    FAQ - e² studioのDebugComp, Internal, Utilitiesフォルダの場所
    https://ja-support.renesas.com/knowledgeBase/19851044

  • こんにちは。
    すみません、以前のコメントで、プロジェクトプロパティの「ビルド・ステップ」タブの「ビルド後のステップ」で実行するコマンドが途中で切れてしまっていましたので、再度記載します。

    「r01an7095xx0100-rl78g24-faa.zip」の場合:

    ()は、ほやさん記載FAQをご参照頂き、ご使用の環境に合わせてください。

    C:\Users\(username)\.eclipse\com.renesas.platform_(576457442)\Utilities\ccrl\renesas_cc_converter sample_project.abs sample_project.x -dsp_section=FAACODER,FAADATAR -rom=FAACODE=FAACODER,FAADATA=FAADATAR


    >objcopyでsample_projectGreenDSP_Core0.xを作ってやらないとデバッガの起動ができないはずです。

    上記に記載のコマンドを実行すると、sample_projectGreenDSP_Core0.xも生成されます。