こんにちは。ロジナカといいます。RL78初心者です。早速ですがRL78/G23(R7F100GAG)にてとあるボードの試作を進めています。CS+とスマートコンフィグレータを用いてソフト設計を進めているのですが、スマートコンフィグレータに慣れていない部分があり、ベテランの方のお力をお借りできると助かります!
お聞きしたいのはスマートコンフィグレータ - コンポーネントタブ - ADコンバータのコンポーネントですが、下記の設定項(変換時間設定)の意味がわからないのです。
意味というのはこの設定がハードウエアレジスタのどこに影響を受けるのかが見当たらないのです。
ハードウエアマニュアルをひっくり返して3回ぐらい読み返しましたが、上記の設定に紐付けられるであろうレジスタの説明を私は見つけられませんでした。ご存知の方、教えて頂けると助かります!
※これ以外にもスマートコンフィグレータのコンポーネント設定でアイテムの意味の説明(この設定って何をしたいの?)が分からないのが多数あり、自力解決しようとしてマニュアルとか検索しても、CS+とかスマートコンフィグレータそのものの使い方のマニュアル類しかヒットしなくて、本質問のように設定項目の意味が説明されているマニュアルが用意されていないように感じるのですがこういう場合、皆様はどうされているのでしょうか?ルネサス様のサポート依頼してもいいのですが、結構たくさんあるのでいちいちそんなこと聞いていたらルネサスサポート様も大変かな....と思いまして本フォーラムで情報が得られるといいな....という気持ちです。
ロジナカさん、こんにちは。NoMaYと申します。> こういう場合、皆様はどうされているのでしょうか?今しがた思い浮かんだのですけれども、その設定項目を変更してコード生成させてみて、trashフォルダに残っている変更前のソースと変更後に生成されたソースとを、WinMergeなどのファイル比較ツールで比較してみる、というやり方はどうでしょう。
NoMaY様
早速のご回答ありがとうございます。
>WinMergeなどのファイル比較ツールで比較してみる
やっぱりそうなりますか。最後の最後はその方法しかないのかな、とはうすうす思ってはいましたがなかなか手間がかかることでもあるのでドキュメントが用意されていればありがたいな.....という気持ちではあります。
ロジナカさん、こんにちは。NoMaYです。添付されていた画面コピーとハードウェアマニュアルを見てみたのですが、それだけでも、以下のことなのでは?、割とすぐ思い至りました。ごめんなさい、文面上ちょっとどうかなとは思いますけれども、そういうことにも気付かなかったですか?変換時間モード --> 560Pの下側の表の「動作電圧モード」の列変換時間 --> 572Pの「(2) A/D電源安定待ち時間なし 低電圧モード1, 2」の表の「A/D変換時間」の列RL78/G23 ユーザーズマニュアル ハードウェア編R01UH0896JJ0121 Rev.1.21 Pages 1552 2022.11.15www.renesas.com/jp/ja/document/man/rl78g23-users-manual-hardware
あいや~。お恥ずかしい。ご指摘ありがとうございます。読んでるつもりで読んでなかったですね。
ありがとうございました。
チョコです。
RL78は幅広い電源電圧範囲で使用できます。そこで、使用する電源に応じて設定を変えるような項目があります。
A/Dコンバータもそのような内蔵周辺機能の一つです。つまり、システムの電源電圧は何V(または、何V~何Vの範囲)か決まると、ある程度絞りこむことができます。
例えば、A/Dコンバータでは、電源電圧によって標準モード(電源電圧が2.4V以上)とか、
1.6V以上なら使える低電圧モードのモードが準備されています。
電源電圧が異なると、A/D変換の精度が異なってきます。詳細は「37.6.1 A/Dコンバータ特性」を見てください。
A/D変換の場合には精度と変換速度がどの程度必要かに応じて、電源電圧とADM0レジスタで、「表12 - 3 A/D変換時間の選択」を参照して、要求される設定を求めます。
つまり、要求される特性(精度と変換速度)から設定値を決めてください。
これから少しでかけるので、詳細は夜になるかと思います。
以上
RL78周辺機能.pdf
少し間が空きましたが、RL78/G23のA/Dについて頭に浮かんだことをまとめてみました。
読み直すとまとまってはいませんでしたが役には立つと思います。参考までに。
チョコ様
お世話になります。チョコ様の記事で結構勉強させられることが多くいつもありがとうございます。
今回も解説ありがとうございます。本件は一旦クローズとしたいと思いますが、疑問がすこ~しだけまだ残っていますがまたそれは別の機会で...